新漢方処方「養生片仔廣」の、様々な種類の肝臓病患者における血中ALT(GPT)とAST(GOT)に対する効果
謝心範 (漢方養生研究所) 矢内原昇(矢内原研究所) 原田雅義(東明会原田病院)
2000/6/2〜7
<目的>
本研究の目的は、C型ウイルス性肝炎を含む様々な種類の肝臓病患者における、新漢方処方「養生片仔廣」の血中ALT(GPT)とAST(GOT)に対する効果を調べる点にある。
<背景>
我々は、既に「養生片仔廣」が起炎剤としてD-グルコサミンを用いたラットの実験的肝障害モデルにおいて、血中ALT(GPT)とAST(GOT)減少させる事を確認している。
<成分>
田七、杜仲(若葉、木部、実)、黄精、甘草、ショ糖エステル
<方法>
医師の管理下で、C型ウイルス性肝炎を含む様々な種類の肝臓病患者に対して、1回0.5gの「養生片仔廣」を1日3回、毎食後に経口投与した。
<結果>
被検者の血中ALT(GPT)とAST(GOT)は「養生片仔廣」を10日間服用することにより著しく減少した。
(平均で、血中ALT(GPT)は服用前値の18%に、またAST(GOT)は59%に減少した)
<結論>
これらの結果より、新漢方処方「養生片仔廣」は様々な種類の肝臓病患者において、増加した、血中ALT(GPT)とAST(GOT)明らかに減少させることが判明した。
試験期間中を通じて、いかなる副作用も認められなかった。