アレルギーとは
■ア
トピー皮膚炎や喘息などアレルギー疾患は免疫反応の異常が原因となっています。本来、免疫とは人体に
とって有害な侵入者を排除する仕組みなのですが、アレルギーはダニやほこり、花粉など必ずしも病原性の
ない侵入者にも過剰に反応してしまうことが原因です。
■な
ぜ、1970年代以降、急激にアレルギー疾患が増加したのでしょうか。遺伝子レベルの変化はこんな短期
間に簡単には起こるものではないそうです。
■花
粉症の例で見てみますと、現在の東京で確認されるほぼ5倍の量の花粉が日光では、その昔から飛んでいた
らしいのです。しかし、昔は花粉症の方は殆どいませんでした。
■ア
トピーでもダニやほこりは戦後の混乱期はもっとたくさんいました。即ち、杉やダニの量だけでは説明がつ
かないのです。
■ところが、ディーゼル粒子に花粉が吸着
されると、少ない量の花粉でも花粉症が起こってしまうことが分かってきました。
■ア
トピー性皮膚炎も東京、名古屋、大阪、岡山、北九州に重症患者が多いことが知られています。これは車の
排気ガスや石油化学コンビナートによる窒素酸化物が原 因であると丹羽院長は主張しています。
■こ
のように環境因子が大きくかかわっている事が分かってきました。排気ガスや窒素酸化物が増えると体内で
どの様な変化が起きているのでしょうか。ここで、活性酸素が関係してくる訳です。
■丹
羽院長の説明では、『紫外線や窒素酸化物が増加すると皮膚表面で過剰に活性酸素が発生し、皮膚細胞の脂
質が過酸化脂質となる。過酸化脂質はいわば皮膚の錆び
た状態で、皮膚のバリア機能が低下し、ほこりやダニが体内に侵入しやすくなる。頻繁にそれらが侵入してくると、本来無害なほこりやダニにも免疫反応が起こり、アレ
ルギー疾患につながる。』と言う理論です。皮膚の保湿機能がしっかりしていれば、殆どのアトピー患者は
発症しなくなると言うのです。
■花
粉症は鼻の粘膜表面にある絨毛が活性酸素
で錆びた状態になり、本来くしゃみで排除したり胃に落として胃酸で処理される花粉が、粘膜の表面に付着
し体内に侵入することが原因と考えられる。
■食
物アレルギーは乳幼児に多く見られる症状ですが、胃腸の機能が安定する中学生になるころには概ね軽快し
ます。最近の特徴は母乳でも生後1〜2週間で発症するケースが散見されます。
■ス
テロイド軟膏はアレルギーにより発生した炎症を抑えるだけで、根本原因を排
除したり、体質を改善してくれるわけではありません。ですから長期連用による副作
用の可能性が高くなるのです。しかし、即効性があるため全国の皮膚科医はステロイ ド治療が中心です。
■SOD
療法の特徴は、過剰な活性酸素を中和するSOD様食品やマイナスイオン水を摂取しながら、同
時に肉・乳製品など脂肪食や過剰な糖分の排除で過酸化脂質の発生を抑え、アレルギーの起
こりにくい体質に改善していくことをねらっている点です。
■大
気汚染やオゾン層破壊が今後急激に改善される可能性は低いと思われますの
で、活性酸素対策は現代人の共通の課題であり、体質改善はSOD療法の基本的な考 え方です。
私どもが、まず最初にSOD療法をご案内するのは、完治はしなくと
も10人中8〜9人が、社会生活に影響のない程度まで軽快している為です。そこから先
は、肝機能強化、スキンケアなど別の角度から対応する必要があります。
■し
かも、これらの組み合わせでトータルコストが引き下げられる方が増えてきて います。
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